「肉を挽くためのものは何も残っていない」:ワグナーのボス、弾薬不足の中バフムートから撤退すると脅迫
4月8日、ロシア・モスクワのサンクトペテルブルクのカフェで爆弾テロで死亡したロシアの軍事ブロガーの葬儀を前に、ワグナー民間傭兵集団の創始者エフゲニー・プリゴジンが墓地を去る。
(CNN) — ワグナー民間軍事会社のトップは、弾薬供給の減少と損失の増大により「肉をすりつぶすものが何も残っていない」ことを意味するため、部下たちは今週バクムートからの撤退を開始すると述べた。
ワグナー党首エフゲニー・プリゴージン氏は土曜日、公式テレグラムチャンネルで、弾薬不足はロシア軍指揮のせいとし、ロシア軍は5月10日から撤退を開始すると述べた。
「我々はバフムートの95%を占領した。残りの5%については『赤軍』(ロシア軍)は何の役割も果たしていない」とプリゴジン氏は語った。
プリゴジン氏は、「必要な弾薬が不足しており、フル稼働に戻すことについては誰も私たちと連絡を取っていない」と語った。
「戦いに勝つよりも軍隊を救う方が良い。」
プリゴジン氏(彼のケータリング会社がクレムリンにサービスを提供していたことから「プーチンの料理人」とも呼ばれる)の発表は、同氏がロシア軍指導部に異議を唱え、「数万」の罪で国防長官らを非難した罵りたっぷりのビデオ映像が先週公開されたことに続くものである。ワグナーの犠牲者。
ロシア軍が失速する中、ワグナー傭兵団が率いるウクライナ紛争での役割が増大しているプリゴジン氏は、ここ数カ月最前線で目立つようになり、特に東部周辺で激化する戦闘で領土獲得の功績を主張している。ウクライナのバフムート市。
しかし、プリゴジン氏の身長が高まるにつれ、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相やワレリー・ゲラシモフ軍司令官との衝突も大きくなり、ロシアの軍事作戦が進まない中、モスクワでエリート層の内紛が起こる可能性についての憶測が高まっている。
プリゴジン氏は2月、ウクライナのワーグナー・グループへの支援と支援を怠ったとして2人を「反逆罪」で告発した。
ロシア国防当局者に対する同氏の最近の挑戦は、バフムト氏の論争が依然として激しい中で行われた。
土曜日の電報メッセージの中でプリゴジン氏は、バクムットにおけるワグナーの役割は、ロシア軍の再集結を許しながらウクライナ軍を粉砕することであったと述べた。
「2022年10月8日、セルゲイ・スロビキン陸軍大将と協力して、(ウクライナ大統領)ウラジミール・ゼレンスキーに多くの肉挽き肉を投入するよう挑発するためのバフムート村への攻撃である『バフムート肉挽き作戦』を開始することが決定された。 「バフムートでは、我々は(ウクライナ軍を)粉砕したので、『バフムートの肉挽き器』という名前が付けられた」とプリゴジン氏は語った。
「『バフムート肉挽き作戦』の目的は、ロシア軍の部隊が有利な防衛線を取り、人員を動員し、再装備し、訓練し、戦闘能力を高めることを可能にすることであった」と同氏は付け加えた。
「バフムート肉挽き機に関しては、肉を挽くためのものは何も残っていないため、肉挽き機はもう存在しません」とプリゴジン氏は語った。
チェチェン指導者の招待
プリゴジン氏のメッセージは、悪名高いチェチェンの指導者ラムザン・カディロフ氏がワーグナー戦士たちにバフムートのアフマト大隊との共闘を呼び掛けた際に発せられた。
カディロフ氏は土曜日のビデオメッセージで、「ワグナー(会社)には、非常に優秀で、勇敢で、必要な、必要な人材がいる。彼らはこの地域のことをよく知っているので、我々にとって必要なのだ」と語った。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の盟友であるカディロフ氏は、「もしあなたが私たちと一緒に留まれば、私たちはあなたに今日よりも多くのものを与え、より良い条件を作り出すことを約束する。私たちはあなたのためにすべてを最高のものにするよう努める」と語った。
「あなた方(ワグナー戦闘員)は我々の指揮官を知っている。彼らに連絡することができる。どのグループでも、人数は問題ではない」とチェチェンの指導者は述べた。
カディロフ氏はまた、「バフムートのワーグナー陣地をアフマト部隊に引き渡すため、他方面からのアフマト部隊の除去に関する戦闘命令を出す」というプーチン大統領への書簡の画像も投稿した。
現在パデューカにいます
CNN